Rev.5の最も重要な変更点は次のとおりです。
Security and Privacy Controls for Information Systems and Organizations: NIST Publishes SP 800-53, Revision 5
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- 統制カタログの統合:情報セキュリティとプライバシーの統制が、情報システムと組織のためのシームレスな統合統制カタログに統合されました。
- サプライチェーンリスク管理の統合: Rev. 5は、新しいサプライチェーンリスク管理(SCRM)制御ファミリを確立し、SCRMの側面をカタログ全体に統合します。
- 新しい最先端のコントロールの追加:これらは、最新の脅威インテリジェンスとサイバー攻撃データに基づいています(たとえば、サイバーレジリエンス、安全なシステム設計、セキュリティとプライバシーのガバナンス、および説明責任をサポートするためのコントロール)。
- コントロールを結果ベースにする: Rev. 5は、コントロールを満たすために責任があるエンティティ(つまり、情報システム、組織)をコントロールステートメントから削除することでこれを実現します。
- コンテンツの関係の説明の改善: Rev. 5では、要件と制御の関係、およびセキュリティとプライバシーの制御の関係が明確になっています。
- コントロールの選択プロセスをコントロールから分離する:これにより、システムエンジニア、セキュリティアーキテクト、ソフトウェア開発者、エンタープライズアーキテクト、システムセキュリティおよびプライバシーエンジニア、ミッションまたはビジネスオーナーなど、関心のあるさまざまなコミュニティがコントロールを使用できるようになります。
- NIST SP 800-53Bへの制御ベースラインおよび調整ガイダンスの転送:このコンテンツは、情報システムおよび組織の新しい(ドラフト)制御ベースラインに移動しました。