今宵のサイバーセキュリティについて気になること:Zero Trust SIM, ZTNAハイプサイクル, 検証可能なコンプライアンス デザイン, Exchange Online Basic認証の廃止

The first Zero Trust SIM

“被害に遭わなかったのはCloudflareだけです。 先月、高度なフィッシング攻撃の標的となった130社のうちの1社でした。この攻撃はモバイルデバイスが標的となり、従業員にSMSが送られ、二要素認証を突破しようとしましたが、多層的なゼロ・トラスト防御を継続的に推進しているため防ぐことができました。”

SASEは「過度な期待」のピーク、ゼロトラストネットワークアクセスは「幻滅期」へ

ガートナー 日本と海外ではセキュリティのハイプサイクルは単純に比較できませんが違いを感じます。ZTNAはゼロトラストモデルの考え方に従ったソリューションにあたりますが、そうなると他の製品も含まれることになります。つまり兵站を考慮し成熟度を高め続けることが必要だと感じます。

The Rise of Privacy Tech Ethical, Responsible & Privacy Tech Un-Conference 2022を開催

「倫理的、責任ある、プライバシー保護技術の推進」 人間中心のプライバシーセンターが、同意疲れに対する解決策になりうると考えている。但し、ユーザーデータに依存するビジネスモデルを持つ企業によって意図的に作り出されていることから “verifiable compliance by design” 「検証可能なコンプライアンス デザイン」が必要です。

約3年前よりアナウンスされていたExchange OnlineのBasic認証を2022年10月1日より廃止 一度限りの再有効化については、こちらをご覧下さい。

明日も素敵な一日をお過ごしください。

投稿者: 二本松 哲也

SPbD:Security&Privacy by Design Founder ー OWASP Member ー ITは人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること ー 競争原理から共創原理へ